- 干し椎茸の作り方と保存法|自家製で簡単・節約・美味しい乾物生活
- 干し椎茸はなぜ高い?理由は“縮み率”
- 【簡単】干し椎茸の作り方(薄切りVer.)
- 丸ごとの干し椎茸は時間と技術が必要
- 干し椎茸作りにおすすめの道具3選
- 失敗例と対処法
- 干し椎茸の保存方法
- 室内干し・電子レンジ乾燥はどう?
- 干し椎茸のメリットまとめ
- まとめ:干し椎茸は「買うより作る」が正解!
干し椎茸の作り方と保存法|自家製で簡単・節約・美味しい乾物生活
スーパーで売られている干し椎茸は高価ですが、実は家庭でとても簡単に作れることをご存知ですか?この記事では、干し椎茸の基本的な作り方から保存方法、使いやすいおすすめ道具、さらに初心者がやってしまいがちな失敗例まで、実体験をもとにわかりやすく解説します。
干し椎茸はなぜ高い?理由は“縮み率”
私が干し椎茸作りに目覚めたきっかけは、スーパーでの価格の高さ。干し椎茸は少量でも驚くほど高価です。
「しいたけを干せば干し椎茸になるのでは?」と単純に考えて始めてみたのですが、実際にやってみると、驚くほどかさが減ってしまうことに気付きました。
具体的には、椎茸は乾燥させると約1/4の重さになります。逆に言えば、1gの干し椎茸を戻すと、4.5g程度にふくらむという話もあるくらい。これが価格の高さの理由なのですね。
【簡単】干し椎茸の作り方(薄切りVer.)
必要なもの
- 生椎茸
- ザル(風通しの良いもの)
- 晴れて乾燥した日
作り方(薄切り干し椎茸)
- 椎茸を薄切りにします(5mm程度がおすすめ)。
- ザルに広げて重ならないように並べます。
- 風通しの良い場所に天日干しします(屋根のあるベランダや軒下が理想)。
- 半日〜1日で乾燥が進んだら、重なっていた部分をほぐすように広げ直す。
- 全体がカラカラに乾いたら完成!
このように一枚一枚が重ならないように置きましょう。
※冬の乾燥した晴れた日であれば、薄切りなら1日で干しあがることもあります。
丸ごとの干し椎茸は時間と技術が必要
私は薄切り干し椎茸しか作ったことがありませんが、丸ごとの干し椎茸は数日〜1週間かかると言われます。その間に雨が降ったり湿度が高い日があると、乾燥にムラが出て失敗する可能性が高くなります。
初心者はまず、薄切りの干し椎茸から始めるのがおすすめです。
干し椎茸作りにおすすめの道具3選
① ニトリ|ステンレス浅型メッシュザルN(29cm)
- 商品コード:8979259
- ステンレス製でカビに強く、通気性も良い。
- 網目が細かく、乾きやすい!
② 竹製のザル
- 自然素材で風合い良し。
- ただし湿気に弱く、梅雨時などにはカビのリスクも。
③ 乾物ネット・干し網
- 虫や鳥、風での飛ばされ防止に最適。
- ダイソーなどの100円ショップでも購入可。
- 衛生管理に少し注意が必要。
失敗例と対処法
【失敗1】椎茸が黒くなった・腐った
- 風通しが悪く湿度が高いと、乾き切らず腐敗します。
- →冬の乾燥した日を選んで干す、途中でひっくり返すのも◎
【失敗2】カビが生えた
- 特に青カビが出やすいです。
- →1日で干し切る「薄切り方式」で対応。湿度管理がポイント!
干し椎茸の保存方法
完成した干し椎茸は、以下のように保存します。
- 密閉容器(缶・瓶など)に乾燥剤と一緒に保存
- 高温多湿を避けて、冷暗所で保存
- 市販品と同様、長期保存可能(半年~1年目安)
※乾燥剤は、海苔やお菓子に入っていたものを再利用してもOK!
室内干し・電子レンジ乾燥はどう?
室内干し
- 冬の乾燥した室内であれば可能。
- ただし日光に当たらないため、ビタミンDの増加効果が弱まる。
電子レンジ乾燥
- 短時間で仕上がるが、風味がやや落ちる。
- ビタミンD増加は見込めない。
→できる限り天日干しがおすすめ!
干し椎茸のメリットまとめ
メリット | 内容 |
安い | 生椎茸を使って自宅で節約可能 |
美味しい | 出汁の旨みが濃縮されている |
時短 | 薄切りなら戻すのも早い |
栄養豊富 | ビタミンDが増える(天日干し) |
まとめ:干し椎茸は「買うより作る」が正解!
干し椎茸は買うと高いですが、自宅で簡単に作れて、しかも美味しく・栄養価もUP。しかも、保存も効くので無駄がありません。
特に薄切り干し椎茸は初心者でも失敗しにくく、1日で完成することもあります。
ぜひこの記事を参考に、干し椎茸づくりにチャレンジしてみてください。冬の乾燥した日が狙い目です!
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