パン作りの流れ
パン作りとは通常以下のような流れで行われていきます。
- 材料の正確な計量
- 材料を混ぜる
- 材料をこねる
- 一次発酵
- フィンガーテスト
- ベンチタイム
- 形成
- 二次発酵
- 焼成(パンを焼く)
この「4」の段階まで、アイリスオーヤマのHBがやってくれます。食パンはアイリスオーヤマのHBが最初から最後まで焼いてくれますが、総菜パンや菓子パンは「4」の工程が終わったら、自分で作業を行わなければなりません。
4・一次発酵済みのパン生地
アイリスオーヤマのHBが、生地をこねて一次発酵するところまではやってくれるので、パン好きの我が家としては大助かりでした。上記の工程の「4」まではHBがやってくれたので、ここからは、通常のパン作りの工程に入っていきます。
6・ガス抜き
生地をボウルに移して、手をグーにして記事をギューッと押して、生地にたまったガスを抜きます。
5・フィンガーテスト
パン作りの「フィンガーテスト(発酵具合の確認)」は、一次醗酵後などに行うもので、指で生地を軽く押して、その戻り方を見て発酵の進み具合を判断します。
やり方
- 小麦粉を指先に軽くつけて(生地にくっつかないようにする)生地の中央や端に 第一関節くらいの深さで軽く押す。
判定の目安
- 穴がそのまま残る(少しだけ戻る程度)→ 発酵完了! ちょうどよい状態。
- 穴がすぐにふさがってしまう→ 発酵不足。まだ時間が必要。
- 穴が大きく広がってしぼんだようになる→ 発酵過多。ガスが抜けすぎていて、焼き上がりが目が粗く風味が落ちる。
「押した穴がゆっくり半分くらい戻る」状態がベストです。
6・ベンチタイム
ベンチタイムとは、パン生地を分割・丸め直したあとに、生地を休ませてグルテンを落ち着かせる時間のことです。一般的な目安は15〜20分程度です。
- 小型パン(ロールパンなど):10〜15分
- 大型パン(食パン・カンパーニュなど):20〜30分
室温(20〜25℃くらい)で、乾燥しないように濡れ布巾やラップをかけて休ませます。この時間をとることで、生地が緩んで成形しやすくなり、きれいな仕上がりになります。逆に短すぎると生地が張って伸びず、長すぎるとダレて扱いにくくなります。
7・形成
「形成」とは、メロンパンならメロンパンの形に、カレーパンならカレーパンの形に生地を形作っていくことです。この際に、生地を延べ棒で押すのは良いのですが、絶対に引っ張って伸ばさないでください。
パン生地は押して伸ばすぶんには生地が傷みませんが、引っ張って伸ばすと記事が傷み、膨らまなくなってしまいます。ですから、必ずめん棒買ってめん棒で押しながら伸ばすようにしてください。
パン生地は弾力があるため、押してもなかなか伸びず、引っ張りたくなってしまうものです。パン専用の凹凸のついた延べ棒も最近は販売されているので、そちらを買うと、作業が非常に楽になります。
8・二次発酵
形成が終わったら、パンをよりふっくらとさせるために二回目の発酵を行います。総菜パンなどを作る場合は、必ず「発酵機能」がついたオーブンを買いましょう。パンを形作って、具材を乗せてから発酵させるには、オーブンか発酵器で発酵させるしかありません。発酵器は「パンを発酵させるためだけの機材」なので、一般家庭で買う必要はないと思います。「発酵機能」のついたオーブンを買うことで、総菜パンの発酵ができるようにしておきましょう。
9・焼成(パンを焼く)

二次発酵が終わったら、既定の時間パンを焼けば、できあがりです。
今回のレシピで、アイリスオーヤマホームベーカリー【IBM-020-B】の型番で作ったパンはこの2種類です。

ソーセージパン3個

ソーセージマヨコーンパン2個
同じ生地で、同じ時間焼いただけで2種類のパンが楽しめるのはうれしいですね(^_-)-☆
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