せとちよ料理帖

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【IBM-020-B】アイリスオーヤマホームベーカリー基本の節約生地レシピ【Part-2】

パン作りの流れ

パン作りとは通常以下のような流れで行われていきます。

  1. 材料の正確な計量
  2. 材料を混ぜる
  3. 材料をこねる
  4. 一次発酵
  5. フィンガーテスト
  6. ベンチタイム
  7. 形成
  8. 二次発酵
  9. 焼成(パンを焼く)

この「4」の段階まで、アイリスオーヤマのHBがやってくれます。食パンはアイリスオーヤマのHBが最初から最後まで焼いてくれますが、総菜パンや菓子パンは「4」の工程が終わったら、自分で作業を行わなければなりません。

4・一次発酵済みのパン生地

setochiyo.com

アイリスオーヤマのHBが、生地をこねて一次発酵するところまではやってくれるので、パン好きの我が家としては大助かりでした。上記の工程の「4」まではHBがやってくれたので、ここからは、通常のパン作りの工程に入っていきます。

6・ガス抜き

生地をボウルに移して、手をグーにして記事をギューッと押して、生地にたまったガスを抜きます。

5・フィンガーテスト

パン作りの「フィンガーテスト(発酵具合の確認)」は、一次醗酵後などに行うもので、指で生地を軽く押して、その戻り方を見て発酵の進み具合を判断します。

やり方

  • 小麦粉を指先に軽くつけて(生地にくっつかないようにする)生地の中央や端に 第一関節くらいの深さで軽く押す。

判定の目安

  • 穴がそのまま残る(少しだけ戻る程度)→ 発酵完了! ちょうどよい状態。
  • 穴がすぐにふさがってしまう→ 発酵不足。まだ時間が必要。
  • 穴が大きく広がってしぼんだようになる→ 発酵過多。ガスが抜けすぎていて、焼き上がりが目が粗く風味が落ちる。 

「押した穴がゆっくり半分くらい戻る」状態がベストです。

6・ベンチタイム

ベンチタイムとは、パン生地を分割・丸め直したあとに、生地を休ませてグルテンを落ち着かせる時間のことです。一般的な目安は15〜20分程度です。

  • 小型パン(ロールパンなど):10〜15分
  • 大型パン(食パン・カンパーニュなど):20〜30分

室温(20〜25℃くらい)で、乾燥しないように濡れ布巾やラップをかけて休ませます。この時間をとることで、生地が緩んで成形しやすくなり、きれいな仕上がりになります。逆に短すぎると生地が張って伸びず、長すぎるとダレて扱いにくくなります。

7・形成

「形成」とは、メロンパンならメロンパンの形に、カレーパンならカレーパンの形に生地を形作っていくことです。この際に、生地を延べ棒で押すのは良いのですが、絶対に引っ張って伸ばさないでください。

パン生地は押して伸ばすぶんには生地が傷みませんが、引っ張って伸ばすと記事が傷み、膨らまなくなってしまいます。ですから、必ずめん棒買ってめん棒で押しながら伸ばすようにしてください。

パン生地は弾力があるため、押してもなかなか伸びず、引っ張りたくなってしまうものです。パン専用の凹凸のついた延べ棒も最近は販売されているので、そちらを買うと、作業が非常に楽になります。

8・二次発酵

形成が終わったら、パンをよりふっくらとさせるために二回目の発酵を行います。総菜パンなどを作る場合は、必ず「発酵機能」がついたオーブンを買いましょう。パンを形作って、具材を乗せてから発酵させるには、オーブンか発酵器で発酵させるしかありません。発酵器は「パンを発酵させるためだけの機材」なので、一般家庭で買う必要はないと思います。「発酵機能」のついたオーブンを買うことで、総菜パンの発酵ができるようにしておきましょう。

9・焼成(パンを焼く)

二次発酵が終わったら、既定の時間パンを焼けば、できあがりです。

今回のレシピで、アイリスオーヤマホームベーカリー【IBM-020-B】の型番で作ったパンはこの2種類です。

ソーセージパン3個

ソーセージマヨコーンパン2個

同じ生地で、同じ時間焼いただけで2種類のパンが楽しめるのはうれしいですね(^_-)-☆

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