体重100キロ女のダイエットブログ*超肥満体の食事記録

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「デブは甘え」?太っている人は甘えている?遺伝子や育成環境の影響が大きいのが事実

 元ホストのローランド氏が「デブは甘え、普通に生きていたら太らない」という発言をして大炎上しています。この言葉は、まるでふくよかであること、大柄であることが悪いことのような言い草である上に、怠けているからふくよかになるのだと相手を責めるような姿勢の発言にも見えます。

 その発言の間違いを医師が指摘しているサイトを見つけたので、皆さんにご紹介しておきます。

 以下のリンクに神経内科医の「デブは甘えではない」という回答がありますが、消えてしまったり、流れてしまった時のために全文引用させていただきました。

 もしあなたが、「自分が太っているのは甘えているからなの?」と悲しい気持ちになったなら、この文章を読んでみてください。

jp.quora.com

 神経内科医です。糖尿病や代謝内分泌学の専門家ではありません。あらかじめ、ご了承願います。

 発言の一部だけを切り取って批判することは不適切だと思いますが、ローランド氏への批判は抜きにして、非常に重要なトピックだと思いますので回答させていただきたいと思います。(国語のテストでも線が引かれた部分だけを読んで筆者の意図を回答すると大抵間違いますよねw)

 私はローランド氏の知人ではないので、どのような考え方をされる方かわかりませんが、「デブは甘え 普通に生きていたら太らない。」という発言を、ここでは肥満は本人の努力で防げるものであり、平均的な食生活をしていれば肥満にはならないという意図で述べたと解釈して話を進めたいと思います。

 もし仮にですが・・・この意図で述べたとするならば、残念ながらそれこそ甘い考えだと思います。ボサッと生きてんじゃねえよ!!って感じです。笑(今日初めてチコちゃんに叱られるを勤務先の病院で拝見しました)

 ひょっとしてみなさまも2型糖尿病は甘えとか思ってないでしょうか?この質問に対しては、たくさんの切り口による回答があると思いますが、以下の2つのトピックに沿って説明させていただきたいと思います。

 人はなぜチビは甘えと言わないのにデブは甘えと言ってしまうのか。職場環境等、自分がコントロールできない要因によっても体重は強く影響を受けるのに、どうして甘えていると断言できるのか?
まず一つ目

・人はなぜチビは甘えと言わないのにデブは甘えと言ってしまうのか

 果たしてなぜ人はチビは甘えと言わないんでしょうか。それは当たり前ですが、身長は伸ばそうと思って伸ばせるものではないし、かつ両親からもらった遺伝子で多くが決まってしまうからということを多くの人がなんとなく理解しているからだと思います。

 栄養状態の改善によって日本人の身長が伸びたことは周知の事実かと思いますが近年は世代間の格差も縮小し、以下の式である程度自分の子供の身長を正確に予測することが可能です。(ご存知の方も多いかと思いますがTarget heightと呼ばれます)

男児身長 = {父の身長 + (母の身長 + 13)} / 2, 範囲 は ± 9 cm

女児身長 = {(父の身長 - 13) + 母の身長} / 2; 範囲は ± 8 cm

 もちろん統計データですので例外はありますが、身長は正規分布に従うので100人中約97人がこの範囲に当てはまります。(受験の偏差値でいうならばだいたい30から70程度をカバーしています)メンデルのエンドウマメのように単純にはいきませんが、約180の遺伝子座がある程度正確に身長を規定しているのです。(牛乳ももちろん大事ですが)

 では体重はいかがでしょうか?確かに身長に比べれば努力の要因が大きいことは否定しません。ライ○ップで音楽にあわせて回転することを目指し痩せることは可能でしょう。ただ、みなさま体重を思い通りにできますか??

 考えればおわかりになるように、人によって痩せやすい、太りやすいは様々です。両親が太っていれば太りやすいですし、痩せていれば痩せやすい、親子で同じような体型をされている方が多いわけです。これは両親と同じ食生活をしているからでしょうか?

(私はとあるスポーツのアマチュアレベルですが日本代表選手でした。相当な努力をしましたが、食事が細く、太れない、筋肉がつかない体型で大変苦労をしました。当たり前ですが、誰もが努力をすれば大きな体になれるわけではないのです。)

(C) Disney

(ディズニー映画のモアナに登場するマウイがサモア人かはわかりませんがw)

 サモア人の1/4は特殊な遺伝子をもっており脂肪を蓄えやすい体質です。あの肉体を維持できるのも納得ですね。ラグビー強いですもんね。(マウイを無理に登場させたので話が脱線しました、失礼しました)

 人種間で差がありますが、20%程度は97の遺伝子座で将来の体重を予想することが可能と考えられています。双子を用いたフィンランドの研究では、肥満や幼少期の食事や運動は幼少期の体重にしか影響がなく、成長とともに環境要因が少なくなり、遺伝子による影響がほとんどと結論づけています。

 みなさんも昔は痩せていたけど、なんだか成人して太ったなぁ、父や母もこんな体型をしてたなぁって思いませんか?私は思います。マウイやサモアの人にもデブは甘えって言えますか?

 普通に生きていたら太らないではなく、太りやすい人は普通の生活をすると太ってしまうので人二倍努力する必要がある"というのが正しい表現だと私は思います。

同じ普通に生きていても太りやすい人と太りにくい人がいるわけです。生活習慣病と呼ばれる糖尿病も同じで7割は遺伝です(学生の頃は8割と習った気がしますが)。皆と同じ食生活をしても両親が糖尿病であればなってしまうのです。それでも甘えてるんでしょうか?両親からもらった遺伝子に甘えているのはどっちでしょうか?

 ただ、もらったカードで勝負するしかないんですよね。インディアンポーカーと同じように、配られたほとんどのカードはわからないんですけどね。(現時点では民間の遺伝子検査サービス等で調べる意味はほとんどありません。)

二つ目

職場環境等、自分がコントロールできない要因によっても体重は強く影響を受ける

「Matsumotoの朝は早い。朝6時に起きて、目覚ましを止める。はぁ、今日も仕事だ。ため息をもらす。そう言えば今年も、子供と一緒に誕生日を過ごせなかったな。昨日作っておいたおにぎりを腹に入れて、Yシャツに袖を通す。ズボンに足を通すとなんだかきつい。ベルトも最近穴が一つ遠くに移動することになった。妻と私の心の距離を反映しているようだ。

 最近新しい工場の立ち上げに伴い、単身赴任することになった。どうしても食生活は不規則になりがちで、コンビニ弁当に頼らざるを得ない。

 加えて私の勤務は交代制勤務だ。日勤と夜勤、どちらもハードで一番辛いのは切替の時である。夜勤の後に日勤の睡眠リズムにあわせることができない。眠くて寝てしまい夕食を食べれないこともざらだ。起きるとお腹がすき、つい食べすぎてしまう。

 契約したジムにもほとんど通えていない。週末も疲れてしまって寝てしまい、購入したランニングシューズはタンスでホコリをかぶっている。(この物語はフィクションです。)」

 はて、この太字にどれくらいコントロール可能な要素があるでしょうか。ランニングシューズのホコリを掃除して落とすことと、妻と頑張って心の距離を縮める以外にできることは少ないように思います(そういうことじゃない)。

 交代制勤務は年々増多の一途をたどっており労働安全衛生基本調査結果によれば3つに一つの事業所は深夜勤務を行っています。また、長時間労働者や交代制勤務者は、高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常症などのリスクが高いことは数々のエビデンスが示しています。

 運動や努力をしないのは甘えでしょうか?誤りや問題が、多数あるかと存じます。どうぞご意見ご教示いただければ幸いでございます。

◆私自身も親の育児放棄・虐待で摂食障害に

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 こちらの記事を読んでもらえれば分かると思いますが、私自身も幼少期に家族と食べ物の奪い合いをするほど貧しい家庭だったこと、幼少期の食事が菓子パン、チョコレート、キャラメルやポテトチップスだったことが、現在の摂食障害(非嘔吐過食)につながっています。

 遺伝子以外にも、育児放棄などで普通に生きて来られなかった人、または病気などで普通に生きてこられなかった人は太ってしまうのが現実です。

 ふくよかな人をからかい、はずかしめる人を英語圏では、「ボディシェイマー(人様の体形をはずかしめる品性のない人)」「ファットシェイマー(ふくよかな体形をはずかしめる品性のない人)」と呼ぶようになりました。

 ですが現実には「ファットフォビア(肥満嫌悪)」と呼ばれる、肥満体形をどうしても受け入れられない、生理的に肥満体形を嫌悪してしまうという人達も存在しています。

 肥満体の私としては、このような「肥満嫌悪」の人達にも内心の自由があって良いと思います。どうしても肥満体が生理的に無理なのは致し方ないことだと思います。ですが、私が思うのは何故、それを内心にとどめておくことができないのかということです。

 ふくよかな人には「デブ」「ぶくぶくと太っている」、背の低い人には「チビ」、痩せている人には「ガリ・ガリガリ」「骨と皮みたい」などなど、体形差別の言葉は数かぎりなくあります。それをSNSなどで、相手に対して攻撃的にぶつけてしまう人達の行動はやはり問題だと思います。

 こちらの画像のように、持って生まれた体形は人それぞれです。たとえそれがどんな体形であっても、「体形差別・体形蔑視」はあってはならないと思います。

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