市販の豚ひき肉は脂が多い
最近はスーパーでひき肉を買うと、脂身が多いことが増えています。ですから、市販のひき肉を買ったら自宅で脂抜きをやることが増えました。
同じスーパーでひき肉を買っても、その時のロットによって、炒めた時の脂の量が大きく違ったりします。業務スーパーの冷凍ひき肉に至ってはあまりにも脂が多かったので、買うのをやめてしまいました。
私がカロリー計算の際に利用している「カロリーSlims」というサイトで豚ひき肉のカロリーを調べると、100g当たり209kcalとなっています。ですが、実際には脂身が多く混ざっているひき肉もあるので、それ以上のカロリーがある可能性もあります。
それに対して、豚ロースの赤身は100g当たり140kcalと、かなりカロリーが低くなっています。ですから、我が家では豚ロース肉を買ってきて脂身を取り除いた赤身で、自宅でひき肉を作るようになりました。
とんかつ用の豚ロース肉を買う
私はひき肉料理を作る時に、面倒でも赤身のひき肉を手作りするようにしています。
- 市販の豚ひき肉100g:209kcal
- 手作り豚ロース赤身ひき肉100g:140kcal
- 手作り豚ヒレひき肉100g:118kcal
上記の通り、市販のひき肉と手作りひき肉ではこれだけのカロリー差があります。かさましのために脂身を多く入れているひき肉に至っては、もっとカロリーが高いと思います。
我が家では、自家製豚ひき肉を作る際は脂身と赤身の部分が切り離しやすいロース肉を買うようにしています。
脂身を切り取る
豚ロースの場合は、このように簡単に赤身と脂身を切り離すことができます。
切り離した脂身を茹でたり炒めたりすれば、ラードという油が抽出することができます。切り取った脂身を再利用したい方は、抽出したラードを瓶などに詰めて保存しておき、炒め物などに使うと良いと思います。とは言え、動物性脂肪の摂りすぎは血管に良い影響を与えないので、我が家ではもったいなくても豚肉の脂身は捨てています。
この切り離しすら面倒という方は、インターネットなどで「豚ヒレ肉」を買うことをおすすめします。豚ヒレ肉はほとんど脂身がないので、フードプロセッサーで簡単に脂身のないひき肉を作ることができます。
ちなみに、豚ヒレ肉は豚ロース肉の赤身部分より脂が少なく、豚ロース赤身部分のカロリーが140kcalなのに対して、豚ヒレ肉は118kcalで、豚肉の中ではダントツにカロリーが低いのが特徴です。
切り取った赤身を小さく切る
こちらが、赤身と脂身に分けた豚ロース肉です。ひき肉を作る場合、大きな塊のままフードプロセッサーに肉を入れてしまうと、空回りしてしまったり、細かくなった部分と細かくならない塊の部分に分かれてしまう場合があります。
そういった失敗がないようにするためには、肉をあらかじめ2~3㎝角に切っておくことが大切です。そうすると空回りやミンチの大きさのムラがなくなります。
フードプロセッサーに入れる時のコツ
フードプロセッサーで肉をひき肉にする場合、早く作ってしまいたいと、なみなみとお肉を入れてしまいがちです。ですが、少しずつフードプロセッサーに入れてすりつぶさないと、上記の通り、空回りの原因になったり、粉砕された部分と粉砕されない部分に分かれて、きれいなひき肉が出来上がりません。これは私自身の経験に基づいているので確実な情報です。
フードプロセッサーを回す時間は肉ひとつかみに対して1分くらいです。フードプロセッサーは、10秒くらい回しただけで、結構長い時間回したように感じてしまいます。ですが、赤身肉は意外と繊維質なので、思った以上に長く回さないときれいな細かいミンチにならないというのが私の経験則です。
手作り赤身ミンチの保存方法
こちらが、とんかつ用のロース肉3枚の脂を取り除いてひき肉にしたものです。市販のひき肉のように白い脂身が目立たないのがお分かりだと思います。
我が家では赤身のひき肉を作った後、一回の料理に使う量を量り、冷凍して保存しています。ミンチを作ったと同時に分量を量って小分けにして冷凍しておけば、使う際に計量しなくて良いのでとても便利です。
まとめ
物価高騰の昨今、ひき肉は価格を抑えるために、安価な脂身でかさまししてあることも少なくありません。ですから、我が家では市販のひき肉を料理に使う際は脂抜きをして使っています。
ですが、結局、脂抜きの手間と、捨てる脂身の量を考えると自宅で赤身のひき肉を作る方がヘルシーでコスパも良いのではないかと、今は自宅でひき肉作りをしています。
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