さて、我が家の「家庭料理」は、「美味しさ」「ヘルシー」「安さ」のどれに重きをおくかで、同じ料理でもレシピを変えています。この麻婆豆腐レシピは「安さ」を主軸に油や塩分を控えた「ヘルシーさ」の要素を加えた節約レシピです。お金がある時に作る本格派「麻婆豆腐レシピ」は、また後日UPしたいと思います。
麻婆豆腐は塩分や脂分が多いほど美味しいですし、実際、中華料理店で食べる麻婆豆腐はそうですよね。ですが、今回のレシピは「ド貧乏」な時に開発した節約レシピなので調味料も薬味も最低限に削っています。テンメンジャンやトウチジャンといった高価な調味料を省いた、美味しさにこだわらない「病院食レシピ」ですが良かったら参考にしてみてください。
ずぼら・節約*麻婆豆腐の材料
- ニンニク1かけ(弁当にする場合は入れません。)
- 豚ひき肉(または鶏ひき肉) 90g
- 白ネギ 50g
- 水 100㏄
- 鶏がらスープの素 3g
- 豆板醤 25g
- 豆腐 300g
- サイリウム3g
- ごま油 10g
ズボラ・節約麻婆豆腐の作り方
- 豆腐は2センチ角に切っておく
- ニンニク、長ネギはみじん切りにしておく
- ニンニク、長ネギ、豚肉、鍋に入れ、肉の油で炒める
- 豆板醤を入れ、さらに炒める
- 豆腐、水、鶏ガラスープの素を入れ沸騰させる。
- 3分くらい煮たら、サイリウムを入れ、良く混ぜる
- 火を止めて、最後にごま油を入れたら出来上がり
*ズボラ・節約麻婆豆腐の作り方詳細
豚ひき肉は比較的ばらばらになりやすいのですが、鶏ひき肉で作る場合はかたまりになりやすいので泡だて器で上からトントンと叩くようにして分離させながら炒めると、うまくばらばらになります。
火加減も、少し固まったら火を弱め分離するように混ぜる、また火を強めて火を入れて固まりそうになったら火を弱めてトントンとたたきながら混ぜる、を繰り返しながら炒めるとうまくばらばらになります。
また、みじん切りの白ネギと一緒に炒めることで、肉と肉がくっつきにくくなります。
上手くパラパラになっていますね。
豆板醤25gをはかり、鍋に入れます。キッチンスケールの上に調味料を置き、0表示にしてから、-25gになるまでスプーンですくいとります。
豆板醤を入れて、さらに炒めます。豆板醤は炒めると香りと味がたちます。
水100cc と 鶏がらスープの素3gを投入。豆板醤と同じようにマイナス計算して量ります。
豆腐を入れ、崩れないように混ぜたら3分間ほど炊きます。我が家ではここまでの段階を午後のうちにやっておき、夜に夫が帰って来てから、火を入れ直して片栗粉を投入したりします。この状態でしばらく置くことで、味がしみ込んで、いい感じになるんですよね。
サイリウム(食物繊維)を入れて、よく混ぜます。
最後に、ごま油10gを回しかけて、出来上がりです。
我が家ではお弁当にも使います
雑穀米150gを盛った上に
マーボー豆腐を乗せて、マーボー丼弁当にして会社に持って行ってもらいます。お弁当にする時はニンニクは入れないようにしています。夫の会社には電子レンジがあって、温めて食べてもらえるので、ありがたいです。
ズボラと節約に全振りしたレシピです
- 肉を炒める油を使わないことで、ヘルシーで経済的です。
- 複数の高価な調味料を省くことで節約、減塩しています。
- ネギを最初に炒めることで甘みを出し、子供でも食べやすくしています。
- 子供でも食べられるよう豆板醤を少なめにしています。辛すぎる場合は豆板醤を減らしてください。反対に物足りない方は、このレシピで作った麻婆豆腐を器に取り分けてから「とうがらし粉」などで、辛味を足してください。
カロリー
費用
- ニンニク1かけ(弁当にする場合は入れません。)
- 豚ひき肉:84円(90g)
- 白ネギ 50g
- 水 100㏄
- 鶏がらスープの素 3g
- 豆板醤 25g
- 豆腐 33円(300g)
- ごま油 10g