せとちよ料理帖

体重100キロ・超肥満体女が脂肪肝と糖尿病予備軍を治した食事

豚肉ハンバーグ*ボウル・計量スプーンいらずで洗い物を時短

コスパ最強・豚肉ハンバーグの特徴

 この豚肉ハンバーグレシピはヘルシーで節約にもつながりますが、肉感を損なわないないように工夫したレシピです。

節約

豚ひき肉を使うことで節約。我が家では100g86円(税込み92円)の豚ひき肉を使うため、肉代は一個につき53円(税込み57円)です。

時短

ボウルや計量スプーンを使わず、玉ねぎを炒めた鍋に材料を量りながら投入し、洗い物を減らします。洗い物が減るので洗剤や水道水の節約にもなります。

ヘルシー

焼くときはサラダ油を敷かずに、少しだけカロリーオフ。

 

コスパ最強豚肉ハンバーグ

 

 材料・費用(8個分)

  • 豚ロースひき肉500g
  • 玉ねぎ150g
  • サラダ油3g
  • パン粉30g
  • 牛乳50g
  • 塩6g
  • こしょう少々
  • 卵一個(50g)

 

肉代1個・57円

カロリー1個・177kcal

作り方 

  1.  玉ねぎをみじん切りにします。
  2. 大きめの鍋で玉ねぎを5分間、きつね色になるまで炒めます。
  3. 鍋を少し冷ましたら、鍋ごとキッチンスケールに乗せ、具材の重さを量りながら投入していきます。
  4. 全部入れ終わったら手で混ぜ、生地を平らにします。
  5. 生地を好みの大きさ(我が家は8等分)に分けます。
  6. キャッチボールをするように両手に叩きつけて、空気を抜きながら丸めます。
  7. 丸めたものからフライパンの上に並べていきます。(サラダ油は引きません。)
  8. 並べたタネを指で押して、真ん中をへこませます。
  9. 火をつけ、最初は強火でフライパンを温め、じゅうじゅう言い始めたら中火にして焼きます。
  10. ひっくり返して焼きます。
  11. できあがり。

豚肉ハンバーグの作り方をもっと細かく!

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玉ねぎ150gを量り、みじん切りにします。500gのお肉に対して150gの玉ねぎを入れるのは、かなり多いほうですが玉ねぎが多少のかさ増しになりますし、甘みが多くなるので多めに入れています。

 

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我が家では、お肉が入る料理はお肉の油で具材を炒めるようにして、極力サラダ油を使わないようにしているのですが、ハンバークの玉ねぎを炒める時だけは、サラダ油を敷かないと上手く炒められないので3gだけ使っています。

 

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5分ほど炒めるとこのくらいの色になります。こつは、強めの中火で炒めること、混ぜるのは1分に一回程度におさえることです。それで水分が足りなくなって焦げてしまいそうなら、小さじ1の水を入れて水分を足したり、火加減を弱めて調整してください。

 

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さて、ボウルも計量スプーンも使わないというのはこういうことです。別のおかずの準備をしたりして、鍋を少し冷ましたら、鍋ごとキッチンスケールに乗せてしまいます。そしてスイッチオン。まずはパン粉30gを入れて0表示に戻します。

 

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次に牛乳50gを入れて、0表示に戻します。

 

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ここで、玉ねぎを炒めた木べらで「炒め玉ねぎ・パン粉・牛乳」を混ぜてパン粉に牛乳を馴染ませて、生パン粉っぽくしておきましょう。

 

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さらに豚ひき肉を500g入れて、0表示に戻します。

 

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次に塩6gを入れ、0表示に戻します。我が家は基本的にハンバーグにソースをかけないことが多いので6gですが、ソースをかける前提なら、減塩のためにも5gでよいと思います。

 

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我が家のハンバーグでこだわりがあるとしたら、唯一、挽きたての(粒)黒コショウをたっぷりと使うということでしょうか。我が家では20回転分ほど入れます。

 

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(粒)黒コショウによって香りの強さが違うので、回転数は加減してください。

 

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卵は重さを量らずに、全卵を一個入れます。これで全ての材料がお鍋に入ったので、手でしっかりこねます。

 

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しっかりこねたら、タネを平らにし、好みの大きさに切り込みを入れます。我が家では8等分します。

 

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 丸める時はキャッチボールをするよしながら両手にたたきつけて、空気を抜きながら丸めます。丸めたたタネを手のひらでつぶして薄くしたら、油を敷いていないフライパンの上に置き、真ん中あたりを中心に指で押してへコませておきます。焼くと真ん中が膨らむので焼く前にへこませておいてバランスをとるという意味があります。

 このように、大きいフライパンには1/8が6個、小さいフライパンには1/16が4個というふうな感じで焼きます。これは日によって、割合が変わります。

 我が家ではできるだけ油の摂取を控えたいので、サラダ油は敷かずに焼きます。温めていないフライパンにタネを並べてから火をつけますが、くっついたり、焦げ付いたりすることはありません。テフロンが生きていれば、くっつくことはないと思うので、もし、くっつくなら、テフロンが死んでいるのでフライパンを買い替えた方がよいでしょう。

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 生の生地を並べてから火をつけ、強火でフライパンを熱します。フライパンが熱くなり、ジュウジュウという音がし始めたら中火にして3分、ふたをして蒸し焼きにします。

 

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写真のように周囲は固まっているけれど、真ん中が生っぽい感じになったら、ひっくり返します。さらにふたをして3分間ほど焼きます。両面にきれいな焼き色がついて、串や箸をさしてみて、透明な肉汁が出てきたら完成です。生っぽい肉汁が出てきたらもう少し焼いてください。

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できあがり!

 

作り方のコツ

牛乳と塩は入れすぎたら戻せないので、注意しながら少しずつ入れる。
タネを丸める時は叩きつけるように空気を抜きながら丸める。
フライパンに並べたら、必ず真ん中をへこませる。

ディナー用の大きいハンバーグや、お弁当用の小さいハンバーグに分けて作ると便利

 

我が家のハンバーグは焼いてから冷凍保存

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 豚肉ハンバーグレシピの生い立ち

 以前、ハンバーグは「玉ねぎを炒める、炒めないから始まって様々な宗派があり、時に戦争が起こる。」といったような話を読んだことがあります。私はハンバーグは玉ねぎは炒めてから混ぜるほうが好きなので炒めはするのですが、なにせ家庭料理ですのでオニオングラタンスープのように「30分炒めてあめ色にする。」なんていうレシピを実践するのは少し難しいですね。

 贅沢だと言われたら返す言葉もないのですが、スーパーやコンビニで販売されているレトルトや総菜のハンバーグは「つなぎ」が多く、「肉っぽさ」が足りない感じがして少し苦手です。お肉売り場で販売されている「生のハンバーグのタネ」も買ってみたことがあるのですが、私の口には合いませんでした。

 外食のハンバーグは美味しいお店もあるのですが、割高ですし油分が多いので、健康のためにはあまり頻繁には口にしないようにしています。そういった理由で、使用する油が少なめで豚肉で作ることで節約にもなる豚肉ハンバーグが我が家の定番となりました。

 ハンバーグは、つなぎであるパン粉の分量で「肉っぽさ」が決まると思います。我が家は節約のために多めにパン粉を入れているつもりで、肉500gに対して30gが限界だと思っていたのですが、レシピサイトを見ると肉250gに対して30g入れていたりして、ああ、それでもいい人はいるんだ、自分は贅沢なほうなのかな?と思ってしまいました。

 なぜ我が家のハンバーグが豚肉オンリーなのかと言えば、合いびき肉より豚肉のほうが安いので節約が目的でもあるのですが、私が牛肉の臭いが苦手なんですよね(;´Д`)この点に限っては夫の好みより、私の好き嫌いを優先させてもらってます。

昔の料理本では、よくナツメグを入れると良いと書いてありましたが、我が家は挽きたての黒コショウをたっぷり入れるので他の香辛料は入れません。きめの細かい一般的な白コショウをこんなに入れるとコショウ辛くなってしまうので、加減してくださいね。

ですから一個100gもなくて小さめです。というのも、夫がハンバーグが好きすぎて、大きく作っても小さく作っても2~3個は食べてしまうので、夫の健康を考えて小さめにしています。

また、1/8は家での食事用、1/16は弁当用というふうに、さらに小さいハンバーグも作ります。

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