かつての私自身も含めて、
「貯金ができない人」の考え方には
ある、初歩的な間違いがある場合が
多いように思います。
どこがどう間違っているのかを
シリーズで書いてゆこうと思います。
【1回目】は収支の基本です。
貯金できない人の多くが、
お給料をある程度使ってから、
残ったお金を貯金しようとします。
これが、そもそも
「貯金のできない人の行動」なのです。
??? 何を言っているの?
と思われる方も多いと思います。
貯蓄をするための考え方の基本は
収入-支出=貯蓄ではなく
収入-貯蓄=支出 なのです。
つまり、お給料をもらったあと、
生活費を使って、
残ったお金を貯金しようとすると、
貯金するお金が残ってなかった
ということになりやすいのです。
給料をもらったらすぐに
貯金するお金を
貯蓄口座に入れてしまったり
定期預金に入れてしまい
お金をおろすのが面倒な状態
にしてしまうのがおすすめです。
よっぽどのことが起きない限り、
使えないような状態ににしておきます。
そして、手元に残ったお金で生活すること。
これで確実に貯金ができます。
私が一人暮らしの時に、
1ヶ月に10万円貯金していましたが、
上記の方法をとっていました。
先取り貯金をするまでは、
給料をもらってしばらくは
使わないで我慢できても、
ちょっとくらい使ってもいいかな…
とか
頑張った自分へのごほうび!
などと自分に言い訳をして、
多めにお金を使ってしまい、
毎月の目標貯金額の
10万円に到達しない月も
あったような気がします。
人間、給料日前に
自由になるお金が残っていると分かっていて
使わないでいられるほど強くないのだと思います。
特に仕事で疲れていると
判断力が鈍り、
「もういいや
ご飯作るのが面倒だから
外食しちゃえー」
なんて感じになることもありました。
私のように意志が弱く、
計算が苦手な方には
この先取り貯金をおすすめします。