
- ブログ仲間の心筋梗塞
- コレステロール値が高いことの意味
- コレステロール値が高い原因
- コレステロール値を下げる方法
- コレステロール値の基準
- 私のコレステロール値
- コレステロール値が高くても大丈夫?
- 閉経の影響
- 心筋梗塞や脳梗塞の原因はプラーク
- まとめ
ブログ仲間の心筋梗塞
最近ブログ仲間が心筋梗塞で突然入院してしまいました。ブログを拝見していても非常に健康的な食事をなさっており、運動も可能な限り継続されていらっしゃって、健康的な生活そのものだと思っていました。
ですが、突然心筋梗塞になってしまわれたのです。
実は私も昨年、コレステロール値が高いと健康診断で言われたばかりです。ですから、少し心筋梗塞や脳梗塞が心配になってきています。今回はコレステロール値と心筋梗塞・脳梗塞の関係について、筆者の体験談を元に書いてみたいと思います。
コレステロール値が高いことの意味
血液中のコレステロール値が高い状態のことを「脂質異常症」と言います。LDL(悪玉)コレステロール値が140mg/dl以上は危険域とされており、180mg/dl以上になるとかなり危険な状態と言えます。
「脂質異常症」は「糖尿病」と同様に、痛みなどの症状が現れないため発症に気が付くつのが遅れやすい病気で、糖尿病同様に「サイレントキラー」と呼ばれています。
「脂質異常症」になることで一番心配なことは、「動脈硬化」により、血管壁に余分な脂が沈着し、プラーク(粥腫)と呼ばれる塊が作られ、血管がつまりやすい状態になり、脳梗塞や心筋梗塞などになる危険性が高まることです。
コレステロール値が高い原因
- 脂肪過多な食事(肉の脂身やバター、生クリームなどの過剰摂取)
- 食物繊維の不足(野菜類・海藻類・豆類などの摂取不足)
- アルコールの飲みすぎ
- 喫煙
- 加齢
- 肥満
- 運動不足
- ストレス
- 遺伝
コレステロール値を下げる方法
- 過食をしない
- 動物性脂肪を控え、青魚などの魚を積極的にとる
- マーガリン・ショートニングなどのトランス脂肪酸の摂取を控える
- 野菜・果物を積極的に摂取する
- 飲酒は適量を守る
- 適度な運動を習慣にする(はじめは週3回、1回20-30分程度から始めて、体調などを見ながら少しずつ増やしてみるのが良いでしょう。)
- 喫煙者は今すぐ禁煙する
- コレステロール値が高い場合は、定期的に血液検査や健康診断を受ける
コレステロール値の基準
- 総コレステロール:140~199㎎/㎗
- HDLコレステロール:40㎎/㎗以上
- LDLコレステロール:60~119㎎/㎗
- nonHDLコレステロール:90~149㎎/㎗
私のコレステロール値
◆2024年2月
- 総コレステロール:188㎎/㎗
- HDLコレステロール:57㎎/㎗
- LDLコレステロール:111㎎/㎗
- nonHDLコレステロール:131㎎/㎗
◆2024年12月
- 総コレステロール:222㎎/㎗
- HDLコレステロール:67㎎/㎗
- LDLコレステロール:142㎎/㎗(基準値越え)
- nonHDLコレステロール:155㎎/㎗(基準値越え)
コレステロール値が高くても大丈夫?
さて、わたくし、今回の健康診断で悪玉コレステロール値であるLDLコレステロール値が基準値を超えていました。健康診断の結果報告書には「本結果報告をご持参の上、必ず医療機関をご受診ください。」と書いてあったのですが、うつ持ちの私は外出がとても困難なため、ほったらかしにしていました。
すると最近、「健康診断の結果が悪かったので、医療機関に行ってください。」という趣旨のハガキが届いてしまい、「え?そんなに深刻なの?」と病院に行ったのでした。
そして、昨年のコレステロール値は正常値だったことを伝えつつ、今年の基準値越えのコレステロール値を医師に相談しました。その結果は、結論から言うと「問題ない。」とのことでした。
上記の通り、これステロール値の基準はこのようなものです。
LDL(悪玉)コレステロール値が140mg/dl以上は危険域とされており、180mg/dl以上になるとかなり危険な状態と言えます。
私の場合は、LDLコレステロール:142㎎/㎗と基準値の140㎎/㎗から2㎎/㎗しか超えていませんし、何よりも医師がおっしゃっていたのは以下のような内容のことでした。
LDLコレステロール値は少々高いですが、HDLコレステロールも高いので、バランスが良いので問題ありません。
とのことでした。
つまり、
- LDLコレステロール=悪玉コレステロール
- HDLコレステロール=善玉コレステロール
で、少しくらい悪玉コレステロール値が高くても、善玉コレステロール値もたかければ問題ないというのが、私の担当医の見解でした。とはいえ、基準値内であることがベストなのは言うまでもありません。
閉経の影響
医師が問題ないと言っているので、コレステロール値が高い原因を考えたところで仕方がないのですが、昨年は正常値だったコレステロール値が上がった理由は「閉経」にあると、私は推測しています。
「閉経」は女性にとって非常に大きな身体の変化です。閉経のリスクとしては以下のものが挙げられます。コレステロール値の上昇もこの中に入ります。
- 生活習慣病:脂質異常症、動脈硬化、糖尿病、高血圧など
- 骨粗鬆症:骨量が減少し、骨折しやすくなる
- 脳卒中:動脈硬化が原因で発症する可能性があります
- 心筋梗塞:動脈硬化が原因で発症する可能性があります
- 認知症:アルツハイマー型を含む認知症のリスクが高まる可能性があります
私の場合は昨年2024年の2月あたりから、月経の周期が不定期となり、2024年10月を境に月経がなくなってしまいました。「閉経の定義」は「月経が来なくなって1年経過」です。今現在、月経が来なくなって半年なので、今回のコレステロール値の上昇は閉経に伴うものだと思っています。
心筋梗塞や脳梗塞の原因はプラーク
上記のイラストのように長年の悪習慣のために、血管にプラークや血栓ができると心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
動脈硬化が進行する
長年の高血圧・高コレステロール・喫煙・糖尿病などの影響で、冠動脈の内側に**プラーク(脂肪やコレステロールの塊)**ができます。
- プラークが破裂する
あるとき、そのプラークの表面が破れます。 - 血栓(血のかたまり)ができる
破れた部分を修復しようと血液が集まり、血小板や凝固因子が反応して血栓が形成されます。 - 冠動脈が詰まる
血栓が血管をふさいでしまうと、心筋に血液が届かなくなり、「酸欠状態(虚血)」なります。
組織が壊死する → 心筋梗塞・脳梗塞
血栓が心臓の血管をふさげば心筋梗塞、脳の血管をふさげば脳梗塞です。血栓が血管に詰まったのち数分~数十分で命を落とす可能性が高いです。
まとめ
コレステロール値が高いだけでなく、高血圧、肥満などを長い間続けていると、血管に異常をきたし命に関わる場合もあります。健康食を食べ、適度な運動を心がけ、血管が詰まらないように心がけたいものです。
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