- せとちよパパカレーに必要な調理器具
- せとちよパパカレーの材料
- せとちよパパカレーの作り方
- せとちよパパカレーのカロリーと栄養素
- 夫のための愛情ごはん
- 料理は愛情の翻訳作業
- カレールーは油と小麦粉の塊
- ルウなしでも、カレーはできる
- 素朴で、優しく、気取らない
- 夫への遺言カレー
せとちよパパカレーに必要な調理器具
- キッチンスケール
- 包丁
- まな板
- レンチン可のタッパー
- シャトルシェフ(保温鍋)・なければ普通の鍋
- お玉
せとちよパパカレーの材料
- にんにく5g(なくてもOK)
- しょうが5g(なくてもOK)
- モンテベッロ1缶(400g)
- 牛乳200ml
- 豚肉ロース肉400g
- 玉ねぎ250g
- にんじん150g
- じゃがいも150g
- 塩6g(小1)
- 砂糖12g(大1)
- S&Bカレー粉18g
- おたふくお好みソース54g(大3)
- ご飯
せとちよパパカレーの作り方
下ごしらえ
- にんにく・しょうがはみじん切りにしておく
- たまねぎ、豚肉、にんじんは3㎝角に切っておく
- じゃがいもは2㎝角に切っておく
- じゃがいもは小さじ1の水と一緒に耐熱容器に入れ、柔らかくなるまでレンジで加熱する。
本ごしらえ
- じゃがいも以外の切った野菜と調味料を全て鍋に入れて、煮る。
- 全ての具材が柔らかくなったら、最後にレンジで蒸したじゃがいもを入れて出来上がり
せとちよパパカレーのカロリーと栄養素
※2020年の改訂の食品成分表より算出
カレールーのみ1食分(1/6)
- カロリー:276kcal
- タンパク質:17g
- 野菜75g
材料 | カロリー | 蛋白質 | 脂質 | 炭水化物 | 塩分 |
にんにく5g | 6kcal | 0.3g | 0.05g | 1.38g | 0g |
しょうが5g | 7kcal | 0.22g | 0.07g | 1.58g | 0g |
モンテベッロ400g | 96kcal | 5.2g | 0.4g | 18g | 0.4g |
牛乳200ml | 126kcal | 6.8g | 7.83g | 9.89g | 0.21g |
豚ロース肉400g | 992kcal | 77.2g | 76.8g | 0.8g | 0.4g |
玉ねぎ250g | 83kcal | 2.5g | 0.25g | 21g | 0g |
にんじん200g | 64kcal | 1.4g | 0.4g | 17.6g | 0.2g |
じゃがいも150g | 89kcal | 2.7g | 0.15g | 25.95g | 0g |
塩6g | 0kcal | 0g | 0g | 0g | 5.97g |
砂糖12g | 47kcal | 0g | 0g | 11.92g | 0g |
カレー粉18g | 75kcal | 2.3g | 2.38g | 11.1g | 0.04g |
お好みソース54g | 70kcal | 3.7g | 0g | 16.3g | 2.54g |
合計 | 1655kcal | 102.3g | g | g | g |
夫のための愛情ごはん
我が家では、夫のことを「パパ」と呼んでいます。ちょっと無口で、でも憎めない人、それが「パパ」。こだわりが強く、私が料理をしていても小姑のように、あれこれ指図してくる、うっとうしい存在、それが「パパ」。
「パパ」はなぜか、「俺は、料理が作れない。」という設定です。ですから、料理を作ろうともしません。私が寝込んで料理ができなくても、3個入りのいなりずしを私のために買ってきてくれる、それが「パパ」の最大限の愛情表現。
料理は愛情の翻訳作業
そんなパパは「社会人アスリート」。毎日筋トレをしていて、一回はあるスポーツで日本代表になり、世界大会出場が決まったほどの人です。ですから、栄養管理は私自身の美容料理以上に気を使います。
料理は、感情の翻訳だと思います。言葉にしきれない思いや、日々の感謝、労わりを、食材と調味料を通して相手に伝える作業、それが料理。どれだけ頑張っても報われない日や、言い争いをしてしまった日。そんな時でも、台所に立ち、野菜を切って、火を通して、香りが立ちのぼっていきます。夫も「あんなに、争ったのに料理だけは、ちゃんとしてくれるんだ…。」と、和解の第一歩にもなります。
カレールーは油と小麦粉の塊
カレールーを一から作ったことのある方はお分かりだと思いますが、欧風カレーのルーは、大量の油で大量の小麦粉を炒めて、トロみを付けます。我が家では、私は美容のため、夫はスポーツの体づくりのため、徹底した食事管理を行っています。
そのため、油と小麦粉の塊である「カレールー」は我が家では使いませんし、作りません。私の大好きなトマト缶「モンテベッロ」と牛乳をベースに、ビタミンやタンパク質をたっぷり摂れるレシピにしています。
以前、業務スーパーで買った格安トマト缶の酸味が強すぎて失敗して以来、私はトマト缶に関してだけはちょっと贅沢をしています。モンテベッロという少し高級なトマト缶は、酸味がまろやかで、果肉がしっかりしていて、煮込みに使うととても美味しいのです。
ルウなしでも、カレーはできる
昔は市販のカレールウでカレーを作っていました。時短で便利だし、失敗がない。でも、ある日「カレールウで作るカレーの、水っぽさや味気無さ」にがっかりしたのと、やはり、高カロリー低栄養であることがネックとなって、カレールウや水を使わないカレーを考えました。ルウを使わない分、余計な油や添加物が減って、体にもやさしい。少しだけ時間と手間はかかるけれど、逆に言えば、手をかけた分だけ、食べる人に伝わるものがあります。健康に気を付け始めてから、我が家の定番カレーは「カレー粉で作るトマト煮込みカレー」になりました。
素朴で、優しく、気取らない
パパのためのカレーは、毎日のごちそう的なご飯ではありません。とろみをつけるためにはどうしても、小麦粉や片栗粉を使わなければならないのですが、我が家のカレーはこれらの粉類を使わないため、シャバシャバのゆるいカレーです。ですが、幸い、夫がもともとスープカレーが好きだったため、あまり夫は気にはしていないようです。
どこにでもある材料で、にんじんやじゃがいも、たまねぎといった馴染みのある野菜を使い、塩と砂糖で調味するだけ。特別なスパイスも、変わった食材も使いません。だからこそ、飽きずに食べられるヘルシーなカレーなのです。
夫への遺言カレー
上記の通り、夫は「料理ができない」と言い張ります。今どき、小学生男子でも家庭科で料理を習う時代。大の大人が料理ができないはずがありません。私は癌を患った身。今も予後観察中で「転移」をしたら、後がない身です。
私がこの世にいなくなっても、夫にはヘルシーで口に合うカレーを食べてほしくて、このレシピを書き残しています。「夫さん、私がいなくなっても、栄養のあるご飯を食べて、QOLの高い暮らしをして、天に先にのぼった私のところに追いかけてきてね…」という気持ちをこめて、このレシピを書き残しています。
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