せとちよ料理帖

料理研究家。体重100キロ・超肥満体女が脂肪肝と糖尿病予備軍を治した食事

【P116】マヨパン・納豆ご飯・大根

朝ごはん

  • マヨパン1枚(138kcal・4.8g・2.6g・24.3g)
  • 鶏むね肉100g(105kcal・23.0g・0.8g・0.0g)
  • 大根150g(23kcal・0.6g・0.15・6.15)

昼ご飯

  • 納豆ご飯100g(254kcal・10.3g・4.9g・43.6g)
  • 鶏むね肉100g(105kcal・23.0g・0.8g・0.0g)
  • 大根150g(23kcal・0.6g・0.15・6.15)

夜ごはん

おやつ

  • TVギリシャヨーグルト(63kcal・11.8g・0.2g・3.5g)

夜食

  • ZAVASプロテイン28g(108kcal・19.5g・2.0g・3.7g)

合計

項目 数値
カロリー 1,184 kcal
タンパク質 114.5 g
脂質 28.7 g
炭水化物 118.9 g

このメニューの特徴

うつの時でも作れる節約ダイエット献立

調理ほぼなし・高たんぱくで体力を落とさない1日メニューです。体調が落ちている時、とくにうつ症状がある時は「料理をする」という行為そのものが大きな負担になります。
買い物に行く気力、包丁を持つ気力、後片付けをする気力。そのどれもが重く感じてしまうことは珍しくありません。

ですが、食事量が減りすぎたり、栄養バランスが崩れると、体力や筋肉量が低下し、さらに疲れやすくなるという悪循環に入ります。そのため「頑張らずに栄養を確保する仕組み」を作ることが重要になります。

今回紹介する献立は、

  • 調理ほぼなし
  • 低コスト
  • 高たんぱく
  • 食材固定で考えなくていい
  • 洗い物が少ない

という条件で構成した1日メニューです。

「料理ができない日でもこれなら食べられる」という安心材料として活用できます。

◆朝ごはんはエネルギーとたんぱく質を最低限確保

・マヨパン1枚
・鶏むね肉100g
・大根150g

朝は食欲が出ない人も多いため、「食べやすさ」と「準備の簡単さ」を優先しています。

マヨパンは糖質と脂質が同時に摂れるため、短時間でエネルギー補給が可能です。
うつ状態では低血糖によるだるさが出やすいため、炭水化物を完全に抜く必要はありません。

鶏むね肉は作り置きまたは市販のサラダチキンでも代用可能です。
包丁を使わず、手で割くだけでも食べられます。

大根は切るだけ、またはカット野菜でも問題ありません。
消化が軽く、水分補給にもなります。

昼ごはん|安定感のある主食+たんぱく質

・納豆ご飯100g
・鶏むね肉100g
・大根150g

◆昼ごはんは和食風に

日本人にとって食べ慣れている「ご飯+納豆」を中心にしています。

納豆は

  • たんぱく質
  • 食物繊維
  • 発酵食品
  • ビタミンK
  • ミネラル

を同時に摂れるため、栄養効率が高い食品です。

精神状態が落ちている時は腸内環境も乱れやすいため、発酵食品を習慣化することには一定のメリットがあります。ここでも鶏むね肉を追加することで、1食あたりのたんぱく質量を確保しています。筋肉量を維持することは、基礎代謝維持や疲労軽減に直結します。

◆夜ごはん|調理負担を最小限にした満足感のある食事

・マヨパン1枚
・ゆで卵2個
・野菜炒め100g

夜は「疲れて何もしたくない状況」を想定しています。ゆで卵はまとめて作り置きできるため、最も負担の少ない高たんぱく食品の一つです。冷蔵庫から出して殻をむくだけで食べられます。

野菜炒めは冷凍野菜を使用するとさらに負担が減ります。今回の内容(いんげん、にんじん、玉ねぎ、ごま油)は栄養バランスがよく、ビタミン補給にも役立ちます。

ごま油を少量使うことで脂質が補われ、満足感も上がります。

◆おやつ|調理ゼロでたんぱく質補給

・ギリシャヨーグルト

ギリシャヨーグルトは「開けるだけ」で食べられる優秀な高たんぱく食品です。

食欲がない日でも食べやすく、

  • たんぱく質
  • カルシウム
  • 乳酸菌

を補給できます。

うつ症状がある時は食事量が減る傾向があるため、「飲み物やヨーグルトで栄養を補う」という考え方は現実的です。

◆夜食|不足分をプロテインで補う

  • ZAVASプロテイン

食事だけでたんぱく質を確保できない日は珍しくありません。

プロテインは

  • 準備30秒
  • 洗い物ほぼなし
  • 栄養量が安定

という点で、体調不良時の栄養補助として非常に合理的です。「食事で完璧に摂ろう」と考える必要はありません。

◆この献立の栄養的特徴

この献立は、

  • 高たんぱく
  • 脂質は適量
  • 炭水化物は極端に制限しない
  • 野菜も最低限確保

という現実的な構成です。

うつ状態の時は「理想の食事」よりも「食べられる食事」を優先する方が合理的です。

重要なのは

✔ 食べない日を作らない
✔ たんぱく質を途切れさせない
✔ 調理負担を減らす

この3点です。

◆節約面でも現実的

使用食材は比較的安価です。

  • 鶏むね肉
  • 納豆
  • 大根
  • 食パン
  • ヨーグルト
  • プロテイン

外食やコンビニ中心よりもコストを抑えられます。精神的に余裕がない時ほど、出費管理も負担になるため、固定メニュー化にはメリットがあります。

◆まとめ|「できない日」を前提にした食事設計

体調が悪い時に「理想的な健康食」を目指す必要はありません。むしろ、何もできない日でも成立する食事を持っておくことが、長期的には健康維持につながります。料理ができないことは怠けではなく、症状の一部です。

その前提で、

  • 手間を減らす
  • 栄養は確保する
  • コストは抑える

という設計にすると、生活が安定しやすくなります。この献立は「頑張らないための仕組み」として参考にしてください。

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