100キロ女がダイエットを始めたきっかけ
毎年、夫の会社の健康診断を受けていましたが、血圧や血糖値が高いなどの異常な所見は見られず、太っているわりには健康体なのだと自分自身では思っていました。
去年くらいまでは、安定して90キロ前後だった体重が、今年は止まらない過食で100キロに到達しようとしていました。そんな最悪の過食の真っ最中、99キロという最悪のコンディションの時期に健康診断があり、最悪の数値が出てしまいました。
過食で100キロになった今年は、毎年「異常なし」だった健診結果が、「精密検査を必要とします」となってしまっていたのです。
今まで異常なしだったので、健康ランクを気にすることもなかったのですが、A~Eまである「総合診断」結果が最低レベルのEだったのです。こんなこと生まれて初めてです。50歳になりましたから、老化の影響で体の色々な機能が衰えてきたことも理由のひとつなのかもしれません。
- 身体測定結果:徐々に減量することをおすすめします
- 糖代謝検査:経過観察
- 脂質代謝検査:経過観察
- 肝機能検査:病院を受診してください
- 血球検査:病院を受診してください
- 心電図検査:胸痛・動機があれば病院を受診してください
こういった結果が出たことが私がダイエットを始めたきっかけでした。
私の実践したダイエット
私の実践したダイエットは、ダイエットの王道である「食事制限」と「運動」でした。
私が実践した食事制限
- 1200kcal以内のカロリー制限
- 体重1kgに対して1g以上のタンパク質摂取
- 野菜を350g以上摂取
私はまだ糖尿病ではありませんが、昔、糖尿病で入院した方の病院食の1日の摂取カロリーが1200kcalだったという話を聞いて、1200kcal前後の食事制限を始めることにしました。
2番目のタンパク質の摂取基準の意味が分からない方がいらっしゃるかもしれませんので、少しだけ説明しておきます。
人間の「1日に必要なタンパク質摂取量」は「体重1kgに対して1g」と言われています。これはどういう意味かというと、体重100キロの人なら1日に100gのたんぱく質摂取、体重50キロの人なら1日に50gのたんぱく質摂取を必要とするという意味です。
3番目の野菜の摂取量についてですが、これは厚生労働省が推奨する1日の野菜の摂取量です。
350gの野菜とは、だいたいこのくらいの量のことです。
カロリー制限の注意点
ダイエットに近道はありません。地道な食事制限と運動をするしかないのです。
私は昔、3か月で18キロ痩せる無茶なダイエットをしたことがあったのですが、その時は栄養素が足りず、髪の毛がはげてしまいました。その時の摂取カロリーは1日で600kcalまで抑えていました。無知であったために、タンパク質も足りず、野菜、つまりビタミンやミネラルの足りないダイエットをしてしまったのです。
その時に、薄く細くなった髪の毛は未だにもとに戻っていません。さらに、無理なダイエットは甲状腺に悪い影響を与えたり、自律神経を狂わせてしまったりします。
私自身、絶食や1日に600kcalという無茶な食生活をしたことが関係してか、甲状腺を悪くし、結果的には甲状腺がんにまでなってしまいました。
私が実践した運動
- ウォーキング50分
- 半身浴20分
1カ月で10キロ痩せたダイエットをした時の、私の運動は50分のウォーキングのみでした。
半身浴は運動と言っていいのかどうか分かりませんが、キッチンタイマーを風呂場に持ち込んで20分お風呂につかって出てきた時には、ぜいぜいいうほど息があがっていました。ですから、多少のカロリー消費にはなっていたのかもしれません。
また、お風呂で体を温めることは、冷え性予防になったり、自律神経を整えたりできるので、ダイエットだけでなく、健康のためにも良かったと思っています。
1カ月のダイエットの結果
検診で数値が悪くて始めたダイエットですが、「受診してください」と書いてある以上、病院を受診しないというわけにはいかないので、病院に行くことにしました。
そうすると、健診の数値を見て糖尿病予備軍、肪肝の疑いがあると言われました。
ダイエット後に病院に行くと、悪かった数値は全て正常値に戻っていました。ですが、医師には「今が一番大切ですよ」と言われました。糖尿病などは一度なったら治らない病気なので、予備軍の今、しっかり食事制限を続けて、予防してくださいという趣旨のことを言われたのです。
まとめ
私自身は非嘔吐過食症という病気を持っており、折に触れて狂気じみた過食をしてしまいます。ですが、食生活を正し、少しずつでも生活に運動を取り入れれば、痩せることは不可能ではありません。
ブログの下のほうにある、「レコーディングダイエット」というカテゴリーの1日目から30日目くらいまで、私の具体的な食事と運動が写真付きで詳しく掲載されているので、ご興味のある方はご覧ください。
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