我が家では、毎年オーブントースターでお餅を焼いていたのですが、諸事情でまだ使えるにも関わらずオーブントースターを捨ててしまいました。ですので、お餅やトーストを焼くにはオーブンレンジを使うしかないのですが、お餅をオーブンで焼くのは時間がかかり光熱費が高くなりそう。
ということで、お餅を焼く設備のないご家庭でもレンジで簡単にあべかわ餅を作るレシピを考えてみました。
まずはきな粉と砂糖をお好みの甘さで混ぜておきます。私は甘めが好きなので、きな粉1gに対して砂糖0.8gくらい入れているのではないかと思います。
きな粉の用意は必ず一番最初にしておいてください。でないとレンジで温めたお餅が溶けたり、固まったりする可能性があります。
そして、浅めのお皿やタッパーに5mm程度の浅さのお水を張ります。水は多すぎても少なすぎても、上手くいかない場合があるので、5~7mmくらいの浅さがベストだと思います。
水を張ったお皿にお餅を乗せます。
電子レンジに入れ、500wなら1分、600wなら50秒温めます。
1分(600w)チンしたら一旦扉を開けて、お餅をひっくり返します。 そしてさらにもう一回、500wなら1分、600wなら50秒温めます。
これは我が家のレンジを使用した際の時間ですので、目安程度に考えてください。2度目の温めでお餅が柔らかくなるように、ご自身でレンチン時間を微調整してください。
レンジの中でぷくっと膨れた時が取り出しタイミングの合図です。レンジのドアを開けると冷気で一気にしぼむので、写真におさめることはできませんでしたが、お餅が柔らかくなっている感じが伝わるでしょうか?
そしてお餅のお皿をきな粉のお皿の横に置き、お餅をまたひっくりかえします。なぜひっくり返すかというと、レンジから出した時、お餅の上側が乾燥してしまっていて、きな粉がお餅にくっつきにっくい状態になっているからです。乾いたお餅の上側にも、きなこがくっつきやすいように、もう一度表面を濡らします。
両面を濡らすとこんな感じになります。どんどん、お餅がふやけて柔らかくなり、扱いにくくなるので、手早く作業をしましょう。
両面を濡らしたら、お餅をきな粉のお皿に入れます。
そして、裏返してきな粉をよくまぶしてできあがり。
3回裏返すだけの簡単レシピです。ぜひお試しください。
★注意点
- お餅は個包装でない場合、どんどん水分が抜けて固くなっていきます。その場合はレンチン時間が長くなる場合があります。
- また、レンチンでお餅を膨らませるには、ある程度の水分がお餅に含まれている必要があるので、古く固くなったお餅で作ると失敗する可能性が高いです。
- 逆に、個包装などで水分の保たれている新鮮なお餅の場合は、レンジ使用時にひっくり返す必要がなく、2分間連続でチンしても大丈夫です。
【PR:073】